「CAT-b.c.s.」で下記運動時の影響検証を行いました。

CAT-b.c.s.へ→

1. スクワット運動における上体のふらつき検証
2. 自転車(ロードバイク)乗車における影響の検証

 

1. スクワット運動における上体のふらつき検証

【被験者数】:17名(男女成人)
【測定運動】:スクワット5回
【測定手順】:CW8001Mを腰部後面に設置し、初期測定として5回スクワットを実施。CW8001Mは取り付けたままCW8101Fを下丹田に設置し1分間動作させ、その後(CW8101Fは設置し動作したままの状態)再度スクワットを5回行い、初期運動時と取り付け後の運動時で軌跡比較を行う。
【注意事項】:
初期結果に関わらず下丹田にCW8101Fを設置するため左右方向の傾きに対する補助効果は期待できないと考えられる。これは、なるべく一義的に判定できること及び簡単に設置できる箇所であることから下丹田への設置とすることとした。従って、本測定は上体の不安定さに対しての影響を検証することが目的となる。
【結果】:
初期測定で上体の不安定が観測された12名について、CW8101Fによるフィードバックを実施した結果、効果の差はあるものの11/12名で安定傾向に変わったことが確認できた。なお、スクワット途中で装置を落下した者やスクワットと関係のない動作を行った者3名については疲労度が一律ではなくなるため再測定を行わず、測定結果から除外した。

ページTOPへ→

2. 自転車(ロードバイク)乗車における影響の検証

4月と10月に約80kmの山岳コースを走行し走行時間の比較と疲労度の確認を行った。実験条件を近いものにするため気候が近い日を選び、実験日以外での乗車頻度を同等として調整を行った。
姿勢の確認は足踏み運動にて行った。自転車乗車時に確認する方が条件は一致するがデータ取得に必要な距離、路面状況、開始時の姿勢等で安定度を確保することが難しいためペダリング運動に比較的近いと思われる足踏みで実施した。

【結果】:
初回走行時(4月 晴(26.8℃/14.1℃) 無風)
総走行時間:   4h 18m 35s
登り区間の合計: 1h 11m 42s
平地区間の合計:   2h 41m 59s
疲労を感じた箇所:大腿四頭筋(特に内側広筋)

2回目走行時(CW8101F着用時)(10月 晴(24.2℃/16.1℃) 無風)
総走行時間:   3h 57m 18s
登り区間の合計: 1h 03m 37s
平地区間の合計:   2h 13m 28s
疲労を感じた箇所:ハムストリング,膝窩筋,腓腹筋

足踏み運動時の腰の軌跡
CAT検証 足踏み

左脚に比べ右脚の上下動作が悪いため、CW8101Fを右脚付け根(鼠蹊リンパ節)に設置して2回目の走行を行った。

主なリンパ節

動きが悪くなる原因の一つに血液(静脈)・リンパの流れが滞る事が挙げられます。血液もリンパも老廃物を心臓に戻し浄化する働きをしており、これらが滞る事で老廃物が蓄積し、疲労や浮腫みとして現れます。リンパは末端部から各リンパ節を経て鎖骨リンパ節から静脈に合流します。このためリンパ節を活性化させ、老廃物の除去を促進することは有意義とされています。

結果としては登り、平地とも約10%の時間短縮となった。また疲労部位が変化し、主に使用された筋肉が変わった事がわかる。
初回は大腿四頭筋が主に使われていたためペダリングは踏み込み主体であり後半には疲労の蓄積の影響が大きくなったと想像できる。2回目ではハムストリング等膝裏の筋肉が使われ、ペダリングは回すペダリングに変化し後半の疲労度が軽減されたと想像できる。実際に終盤の長い峠の走行時間は約16%減と大きく短縮された(52m 06sから43m 34s)。峠の合計時間を見ると、前半の体力がある間は初回の走行時間は2回目と同等以下であり、ペダリングが改善され後半での失速が大きく改善されたと考えられる。

 

ページTOPへ→